■ バイタライト定格表
※上記定格値は2016年11月現在のものです。予告なく変更することがあります。
※上記ランプはすべて、ガラス管にネジレ加工を施したパワーツイスト管です。
※バイタライトは点灯中ランプ下部に微小な斑点が発生し、ランプ両端が黒ずんで見えることがありますが異常ではありません(長寿命の結果おこる現象です)。
※バイタライト40Wを防湿形器具にご使用の場合、グロースタート式をご使用ください。
蛍光ランプは水銀使用製品です。家庭では自治体ルールに従い分別・排出し、事業所等では法令に従い処理してください。 |
■ 各種光源の分光分布
上の4つのグラフは「屋外自然光」「バイタライト®」そして普及率の高い「昼光色蛍光ランプ」「白色蛍光ランプ」の分光分布図です(各波長域の相対エネルギーを平均化して表しています)。
グラフを比較すると、バイタライト®の光は中近紫外線(白い帯の部分:波長290~380nm)、可視光線(紫~赤の帯の部分:波長380~700nm)の両領域において、その分光分布が自然光に最も近い特性を持っていることがわかります。
CRI(演色評価数:物体の色が太陽の下で見た場合とどの程度同じに見えるかを表す数値、平均演色評価数Raと同じ)も自然光のCRIが100に対してバイタライト®は94と最も太陽光に近い特性を持っています。[注]2007年10月より、バイタライトのCRIは91から94へ向上しました。
バイタライト®は、生物の健康と安全に重大な影響をおよぼす中近紫外線を太陽光と同じような割合で放射します。紫外線の割合が太陽光と同じとは言え、バイタライト®の光エネルギーは屋外の太陽光の光エネルギーに比べ非常に微弱であるので、日焼けの心配はありません(注)。
(注)照明の人体への安全性については、日本産業規格JIS C 7550:2011「ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性」で計算方法・評価方法が定められており、この規格に基づき、バイタライトは危険性の低い光源であると評価できます。
VITA-LITEが選ばれる理由
バイタライト®は、自然光による光環境を屋内のどんな場所にも容易に再現することをねらいとして商品化された“フルスペクトル”蛍光ランプです。 長年ご好評をいただいたフルスペクトル蛍光ランプ「トルーライト」の生産設備は、このたび、米国光源メーカー、ライトソーシズ社(LS社)に引き継がれ、商標も新たに「バイタライト」蛍光ランプとして、欧州(ハンガリー)の新工場で生産が開始されました。 バイタライト®は中近紫外線から可視光線にかけて、CIE(国際照明委員会)が標準化した平均正午の太陽光(色温度:5500K,CIE昼光)の分光分布に非常に近似するよう設計されています。また、電気→光エネルギーの変換効率を向上させるため、ガラス管にPower-Twist®と呼ばれるネジレ加工をほどこしています。
■ 特徴
・自然の色調が見える ・自然な蛍光色が見える ・微妙な色の違いを識別できる
■ 用途
色検査、色むらや濃淡の検査、色仕分け、選別作業、等級分け、色相や濃度などの検査、蛍光物質を含んだ物体の色検査
■ 事例
写真、スタジオ、印刷、デザイン、アパレル、コスチューム、織物、染物、染料、染色、ペンキ、塗料、塗装、包装、絵画、アトリエ、美術館、ギャラリー、歯科技工、選別(お茶、のり、わかめ、果物、魚介類、真珠など)、皮膚科、形成外科、歯科医院、ウイッグ(かつら)、美容室、ネイルサロン、など
■ 特徴
・物が良く見える ・まぶしくない ・目が疲れない
■ 用途
表面キズ検査、表面ホコリ検査、異物やバリの目視検査、金属・プラスチック・ガラスなど反射しやすい物の検査、長時間の細かな視作業
■ 事例
金属加工、金型、自動車部品、精密機器、カメラ、時計、タイヤ、研磨、レンズ、ガラス、プラスチック成形、貴金属、宝石、セラミックス、刃物、製図、漆器、美術品、食品工場、クリーニング、縫製、調剤薬局など
■ 特徴
・自然な色で、精神的にリラックスできる
■ 用途
ストレスを軽減し、精神的にリラックスしながら作業に集中できる環境づくり
■ 事例
設計、製図、コンピューター作業、精密作業、学習塾、そろばん塾、介護福祉施設、鍼灸治療院、幼稚園、保育園、など
■ 特徴
・UVを含み、自然光に近いスペクトル設計
■ 用途
動物の飼育、植物の育成
■ 事例
育苗、花卉、観葉植物、動物園、水族館、養鯉場、ペットショップ、熱帯魚、爬虫類、コンパニオンバード(インコ、オウムなど)